令和4年度市民後見人養成講座が終了しました
判断能力が低下した方を法的に支援する成年後見制度の担い手として、市民後見人を養成する本講座が今年も無事に終わりました。
(投稿履歴を見ていると、ブログの内容が成年後見支援センターの記事ばかりで恐縮です…)
今年の受講者数は、基礎編が12名、フォローアップ編が9名となりました。フォローアップ編の受講者は、全員が全課程を修了する結果となりました!
11月の毎週火曜日、全5日間の日程で開催したフォローアップ編は、基礎編を学ばれた方のうち、「もっと成年後見制度を知りたい」、「市民後見人として活動したい」という方を対象に、より実務的で専門的な内容を学んでいただくのが目的となります。
実際に家庭裁判所に提出する書類を書いたり、事例をもとに皆で課題について話し合ったり…色々な講義・演習がありました。
聞きなれない単語も多く、大変だったかと思いますが、皆様「実際に活動となれば相手がいる」ということをとても考えながら、援助を必要とされている方のことを想像し、寄り添いながら取り組まれていたのが印象的でした。
講座最終日に、実際に市民後見人として活動を希望される方向けに、成年後見支援センターへの登録に係る説明を実施しました。
どれぐらいの方が活動に繋がるのかとてもドキドキしていましたが、既に登録の応募用紙も届き始め、大変安堵しています。良かった…(T_T)
今後も、判断能力が低下しても安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるまちづくりのため、ひとりでも多くの方にこの制度のことを知っていただき、ご協力いただけるよう努めてまいりますので、宜しくお願いいたします。
投稿日:2022年12月09日