講義『誤嚥と喉詰まりの対応』を受けました。
平成25年6月26日水曜日5時30分から、栗沢デイサービスで職員全体ミーティング前に消防職員(4名)の講師を招き、栗沢デイ、美流渡デイ職員を対象に、『誤嚥と喉詰まりの対応』について、演習を交えながら講義を行っていただきました。
介護現場では、食事の際など利用者様が万が一、喉詰まりを起こした時に、正しい知識で素早い対応が出来る様、「喉詰まりのサイン」、「ハイムリック法」や「背部叩打法」等について学びました。
喉を詰まらせた際に起こる「チョークサイン」(両手で首を押さえかきむしったりする。)や甲高い呼吸音、チアノーゼ等のサインにいち早く気付く事が大事。
素早く「異物除去」を行い、①「ハイムリック法」、②「背部叩打法」の流れで、やり方やポイントを教えていただきました。
また、救急にすぐに電話し、隊員が到着するまで、上記の方法を行います。
実際に、職員同士で2人組みになって、教わった「ハイムリック法」を体験し合いました。
へそのやや上方、みぞおちの下のところに握りこぶしを当て両手で素早く手前上方へ圧迫すると、「うっ」と上がって来る感じを実感いたしました。
次に「背部叩打法」について、背中の叩き方を教わった後、職員同士で互いに確認し合いました。
傷病者の頭を下げ,手の付け根で相手の背中の両肩甲骨の間を力強く続けて叩きました。
寝ている姿勢での「背部叩打法」のやり方も合わせて教えていただきました。
気道を確保し、足を傷病者の胸に当てて、背部と両側から内圧を上げて異物を除去します。
力強く続けて頭の方向を目安に叩きます。
あっという間の30分間の演習や講義でしたが、消防職員の皆さんの丁寧な御指導のもと、習ってきた事を振り替える事ができたり、また、新たに学ぶ事も出来きました。
消防職員の皆さん、お忙しいところ講義をしていただき、本当にありがとうございました。
投稿日: 2013年07月16日