「学童・生徒のボランティア体験研修会」開催しました!
皆さん、お久しぶりです。
またまた久々の更新となってしまいました。
前回更新してから1ヶ月半余り、お伝えしたいことはたくさんありましたがそれを更新する余裕がなく今日に至ってしまいました。
さて、今日は8月8日(木)に開催しました「平成25年度 学童・生徒のボランティア体験研修会」についてお伝えしたいと思います。
この研修会は、中高生を対象に、ボランティア活動者をはじめ様々な分野で活動している地域活動者との協働・交流により、共に学び合うことを通して、児童・生徒のボランティア意識と豊かな人間性を育むことを目的としたものです。
今年は「ユニバーサルデザイン、バリアフリーってなんだろう? ~岩見沢市生涯学習センター「いわなび」を通して~」をテーマに、今年4月にオープンした「いわなび」を活用し、講話やグループワークを通して、高齢者や障がい者、子ども、母子など誰に対しても優しい建物、つまりは、ユニバーサルデザイン、バリアフリーについての理解を深め、さらに街づくりについても考えていくという内容のものです。
この日参加したのは、中学生22名、高校生15名の計37名。
それに運営スタッフのボランティアセンターの児童・生徒部会の方、また、当日お手伝いに来てくれた高校生ボランティア、引率の先生、講師の方等を合わせますと総勢63名の方がこの研修会に参加しました。
午前中は、生徒たちの観察眼を試す?ため、事前学習を行わず「いわなび」内を探検。高齢者、車いす、視力障がい、子ども、妊婦とグループごとの立場で建物内を回りました。
その後、グループごとの視点で見取り図に「人に優しい建物だと思われるところ」、また、逆に「利用する際に気をつけなければならないところ」を書き込み、それぞれ発表しました。
午後からは、午前の学習を更に深めていきます。
はじめに、北翔大学 地域福祉学科長 佐藤克之先生を講師にお招きし、ユニバーサルデザイン、バリアフリーについての理解を深め、その後、実際に疑似体験セットなどを活用し、「いわなび」内で体験学習を行いました。
体験学習の後は、午前中に書き込んだ見取り図に体験を踏まえて更に書き込んでいきます。
また、単に建物のいいところ(便利なところ)、悪いところ(不便なところ)を見つけ出すだけではなく、不便なところをいかに人の手助けによって克服するかという視点も必要ですので、新たに「建物を利用する際、どんな手助け(介助)が必要か」についても書き込んでいきました。
そして最後に記念写真。
皆さんの笑顔を見ると楽しんでもらえたのかなと思います。
研修会はこれで終わりとなりましたが、これをきっかけに自分が通っている学校や他の公共施設などに行ったときに少しでも、今回の学びを思い出してもらえたらなと思います。
【 しみず 】
投稿日:2013年08月13日