指定地域福祉教育セミナーを開催しました
皆さんこんにちは
雪が沢山降りましたね。岩見沢に引っ越してきたときは、道路の両脇に寄せられた雪の厚さにびっくりしたものです。
先日開催した「指定地域福祉教育セミナー」について皆さんにお知らせいたします。
〈当日の様子〉
当セミナーについて、北海道社会福祉協議会のボランティア活動普及事業の指定を受けた岩見沢市内の小・中・高等学校を岩見沢市社会福祉協議会で指定し、指定された学校の福祉・ボランティア活動への様々な支援活動の一環として行っております。
当日は、多くの学校関係者の皆さんと、岩見沢市ボランティアセンターの運営委員の皆さんにご参加いただきました。
内容は、まず学校の担当教員の方から、福祉・ボランティア活動の実践発表をしていただきました。
〈岩見沢市立日の出小学校 活動事例発表〉
〈岩見沢市立上幌向中学校 活動事例発表〉
次に、北海道社会福祉協議会 福祉教育専門委員会 委員長としても活躍されています、札幌国際大学 スポーツ人間学部 ビジネススポーツ人間学科 教授 佐久間 章 氏に基調講演をしていただきました。
〈佐久間 章 氏 基調講演〉
テーマは「福祉教育を通して子どもたちに伝えたいこと」で、子どもたちに福祉・ボランティア活動を通してどんなふうに成長してほしいかなど、福祉教育を行ううえでの心構えや、子どもたちと福祉の今後について講演していただきました。
佐久間氏の写真のうち、下の写真は2頭のライオンの話で、
『2頭の空腹のライオンのもとに、神様が現れて「1つだけ何でも願いを叶える」と言われたとき、1頭は「子羊の肉をお腹いっぱい食べたい」と言い、もう1頭は「上手に獲物を捕まえる狩りの技術が欲しい」と言いいました。(皆様はどちらを選びますか?)
これからは後者のライオンのように、自分で考え、どんな課題にぶつかっても対応できる力を育てていくことが大切』
というものでした。他にも子どもを取り巻く社会の現状を踏まえながら、どのように福祉教育を展開していけば良いのかなどについてお話していただきました。
岩見沢市社会福祉協議会では、今後も学校関係者の皆様と連携しながら、子どもたちの思いやりの心を育てていきます。
國府田
投稿日:2015年11月30日