ボランティア体験講座を行いました【その1】
今回は7月から8月にかけて開催したボランティア体験講座の様子を2回に分けて紹介します。
この講座は、様々な分野の体験を通じてボランティア意識の向上、活動のきっかけづくりを目的としています。また、夏休み期間だったこともあり、小学生から高校生までの学生さんにも参加していただきました。参加人数は、延べ71名となりました。
7/23
〇炊き出し訓練 実施団体:岩見沢市赤十字奉仕団
受講生のみなさんと炊き出しを体験しました。特殊な袋を利用することで、炊飯器が無くてもお米を炊くことができ、その他ホットケーキや豚汁、お雑煮も作りました。
非常時を想定し、その場にある物だけで調理をします。ダンボールにラップを引けばまな板になります。こうした備えが、非常時の食を支えてくれているんですね。
〇車いす・高齢者疑似体験 実施団体:岩見沢市ボランティアセンター
車いすと高齢者疑似体験は、学校での福祉体験学習として実施しています。
車いすで館内を周り、エレベーターにも乗り、外で砂利道も走行しました。高齢者疑似体験では疑似体験セットを使い、高齢の方が抱える困難さを買物や起床動作等の日常動作を通して体験しました。当事者の気持ちを理解する方が少しでも増える地域であってほしいと思います。
7/25
〇点訳体験 実施団体:岩見沢市点訳赤十字奉仕団
点訳体験では、まず点訳の歴史について講義がありました。その後は、点訳体験!最初は戸惑いながらも次第に点字・点訳のルールを学び、集中して体験を行いました。6つの点の組み合わせが視覚に障がいを持つ方の世界を広げてくれていることを実感しました。
〇手話体験 実施団体:手話サークル「エプロン」
当日は、聴覚障がいを抱える「ろうあ者」が講座を進行してくれました。手話は手だけでなく、表情からも読み取ります。また、手話がわからなくてもジェスチャーで伝わることもあります。
手話が聴覚に障がいを抱える方たちにとって大切なコミュニケーションツール・言語の一つであることを実感しました。
次に続きます!
投稿日:2024年08月15日