令和3年度市民後見人養成講座が終了
令和3年9月21日からはじまり、
基礎編(9/21~10/12)
フォローアップ編(11/2~12/7)
の毎週火曜日、全9日間のカリキュラムを今年は4名の方が修了されました。
※11/23は祝日のためお休み
基礎編は座学を中心に、市民後見人として活動するうえでの基礎的な知識を学んでいただきました。
- 制度の対象者理解として精神障がい当事者に係る講義
法律や公的制度など難しい話も多いなか、受講された方からは「講師の方々が、受講者目線で分かりやすく講義してくれた」といったご感想をいただきました。
フォローアップ編はより実践的な内容として、実際に後見人等として就任したときに作成する書類を実際に演習で作ってもらったり、対人距離に配慮しながらグループで事例検討などを行いました。
家庭裁判所に提出する書類を作成する演習
事例を読み解き、自分ならどんな対応をするかなどを考えました
市民後見人登録者からの実践報告
受講された方からは、
「実際に活動されている方からのお話を聞けて良かったです。皆さんとても親身に接してくれて、大変楽しく有意義な時間でした。」
「沢山の社会資源を知ることができ、自分自身のためにも活きる講義だった。」
といった声をいただきました。ありがとうございます。積極的に質問されたり、皆さんがとても熱心に受講されていた姿がとても印象に残っています。
超高齢化社会と言われる中、対象者と同じ地域に住む方が、今までの社会経験などを活かしながら、地域に密着した活動を行うことが期待されている市民後見人の需要は年々高まっていると感じているところです。
もっと沢山の方がこの制度のことを知って、誰もが自分らしく暮らしていけるまちを目指し、これからも頑張りたいと思います。
投稿日:2021年12月16日
令和3年度岩見沢市市民後見人養成講座が始まりました
令和3年度の岩見沢市市民後見人養成講座(基礎編)がスタートしました。
この講座は、成年後見制度について理解を深め、同じ地域の身近な存在として社会経験や知識を活かし支援を行う「市民後見人」の養成を目的に、岩見沢市から委託を受けて実施する事業です。
→成年後見制度とは?成年後見支援センターとは?
新型コロナウイルス感染症の対策として、人同士の間隔を空けつつ、講義の合間に換気・消毒を行いながらの実施となりました。
内容も、例年のグループワークや、施設見学などはできず、なかなか受講者の方同士で交流する機会を作れない中・・・。
講座の合間に、受講生の方からいただく「なかなか都合が合わなかったが、ずっと受けたいと思っていた。思い切って受講して良かった」、「これだけの専門家からの講義を、無料で受けられて凄く勉強になった」との声が、とても励みになります。
例年の福祉施設の「訪問体験実習」も、職員の方を講師としてお招きしての講義で、ご対応いただいております。施設内の写真などを沢山見せていただきながら、市民後見人として活動する際のイメージを膨らませます。
今年は7名の方に受講いただき、講座も全4日間の2日目が終了しました。このあと開催予定のフォローアップ編を引き続き受講いただいた方が、市民後見人としての登録手続きを行うことができます。
新型コロナウイルスで、成年後見支援センターとしての活動も制限される中、関心や思いをもって参加してくれた受講生の皆さんが、活動に繋がるように、引き続き全力でサポートいたします。
投稿日:2021年10月04日
令和2年度岩見沢市市民後見人養成講座(基礎編、フォローアップ編)を終了しました。
みなさん、こんにちは。ご無沙汰しておりました。
さて、本日は「令和2年度岩見沢市市民後見人養成講座(基礎編、フォローアップ編)が終了したことについて報告します。
基礎編は、令和2年11月24日から令和2年12月15日まで全4日間(毎週火曜日)で開催しました。
フォローアップ編は、令和3年1月19日から令和3年2月16日まで全5日間(毎週火曜日)で開催しました。
基礎編では、成年後見制度の概要や制度に関連する幅広い分野について学びました。
フォローアップ編では、基礎編の全課程を終了し、市民後見人として活動をする方を対象に、後見人等の活動を行う上で必要となる具体的な実務や知識を学びました。
基礎編、フォローアップ編の写真を紹介いたします。
【基礎編 講義】
【フォローアップ編 修了式】
今回の市民後見人養成講座では補講者を含めて12名の方が全課程を修了しました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、講座の運営を行いました。受講者をはじめ講師の方々にもご協力をいただき、無事終了することができたと感じております。
受講者、講師の方々、ご協力をいただき本当にありがとうございました。
【せのお】
投稿日:2021年03月31日
成年後見制度講演会を開催しました!今年は落語!
3月13日、まなみーるで令和2年度成年後見制度講演会を開催しました。
この講演会は、成年後見制度の内容や必要性を市民の皆様に分かりやすくご理解いただき、より一層制度の普及啓発を図るために、毎年開催しています。
新型コロナウイルスの感染対策を講じながらの開催となりましたが、関係者を含め90名程のご参加をいただき、本当にありがとうございました。
ソーシャルディスタンスを守りながら参加者の受付
会場内では間隔を空けて座っていただきました
今年は行政書士、そして社会人落語家として活躍されている生島 清身様(高座名:天神亭きよ美)を講師としてお招きし、「遺言・相続」、「成年後見制度」に係る創作落語と講演の2本立てでお話いただきました。
創作落語「天国からの手紙」
~あらすじ~
息子二人、娘一人が見守る中、病室にて母があの世へ。母は天国に行き、天国の案内人に出会い、案内人の教えのもと遺言や家族への手紙をしたためる。思い残すことはもうないと三途の川を渡ろうとする母。そのとき大事なことを思い出す…
笑いあり涙ありの人情噺。
人が最後を迎えるとき、誰にでもありえる遺産の相続や、遺言書の書き方などについて、落語で楽しく、分かりやすく学ぶことができました。
講演「よくわかる遺言・相続と成年後見制度の話」
後半は行政書士の立場から、遺言書の作成方法や関連制度、また、認知症などにより自分で財産管理ができなくなった時の支援制度として、成年後見制度についてお話しいただきました。
落語の内容を踏まえての講演で、参加者の皆さんもより理解が深まったのかなと思います。
参加者の皆さんにご協力いただいたアンケートからは、
といった感想をいただきました。参加前後で成年後見制度などに対する意識が変わった、理解が深まったというのはとても素晴らしいことですね。
是非今回の講演会をきっかけに、権利擁護に関する学びを深めていただければ幸いです。
また、成年後見支援センターに対しても
大変な仕事、役割だと理解を深める機会となったが、地域に住む人々の安心のために、これからも色々なプログラムを提示してもらいたいと思う。
といったご意見をいただきました。ありがとうございます。
平成29年度高齢者白書によると、2025年には高齢者の5人に1人、20%が認知症になるという推計もある中で、今後より需要が高まっていく成年後見制度をより身近に感じてもらえるよう、普及啓発に努めたいと思います。
ではまた次回のブログでお会いしましょう
投稿日:2021年03月26日
令和2年度第1回成年後見支援センター運営協議会を開催しました。
久しぶりの更新となってしまいました。
今回は、7月8日に開催した岩見沢市成年後見支援センター運営協議会の様子についてご紹介。
この会議は、岩見沢市成年後見支援センター事業の適切かつ効果的な実施のために、法律・福祉・地域団体・行政などの皆さんにお集まりいただき、ご意見を伺う会議となっています。
この日は、新型コロナウイルス感染症対策として、普段のロの字型とは違う会場のセッティング。
会議では、まずはじめに新たに委員としてご協力をいただくことになりました岩見沢人権擁護委員協議会岩見沢地区委員会の鈴木隆之様に委嘱状を交付させていただきました。
また、既に委嘱状の交付をさせていただいておりました岩見沢市介護支援専門員連絡協議会副会長の佐藤剛委員(欠席)、岩見沢市健康福祉部高齢介護課長の薄井元貴委員を紹介させていただきました。
そして、運営協議会委員長である松村亮哉弁護士からご挨拶をいただき、その後の議事の進行を務めていただきました。
この日の議題は、
(1)令和元年度の事業報告について
(2)令和2年度の事業計画について
(3)法人後見支援員の活動体制の見直しについて
の3件。
それぞれの議題に対して委員の皆様からご意見をいただきました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、市民後見人養成講座や成年後見制度講演会など市民参加型の事業は、そもそも事業実施自体をどうすべきかというところがありますが、社会情勢をみながら行政と協議をして判断していければと思っています。
皆様もなかなか思うように生活できず、不安やいら立ちを抱えながらお過ごしのこととは思いますが、いずれ日常の生活が戻ってくると信じて日々生活していきましょう。
【 清水 】
投稿日:2020年07月30日