令和6年度市民後見人養成講座(基礎編)を開催しました
みなさんこんにちは。
さて、本日は市民後見人養成講座(基礎編)についてご報告をいたします。令和6年9月24日から全4日間の日程(毎週火曜日開催)で認知症や障がいにより判断能力が低下した方に対し、市民の目線で財産管理や身上保護を行い支援する市民後見人(法人後見支援員)を養成する講座の基礎編が無事、修了いたしました。
今年度は4名の方に受講いただき、全員が終了され、10月29日から開催されるフォローアップ編を受講する運びとなりました。
【市民後見概論】
※ZOOMを使用してのオンライン講義
【後見人職務の実際】
成年後見制度に関する幅広い知識を学ぶことを目的として司法書士などの法律職や福祉施設職員など各分野の専門家からご講義いただきました。
【全体振り返り】
講座の最後に受講者の皆様と振り返りを行いました。その中で「自身の仕事で成年後見制度と関わることがあったから」、「社会貢献したいと思って」等、様々な思いを持って本講座を受講していることを感じました。
本講座のフォローアップ編はまもなく開催されます。
私自身も初心にかえり、受講者の皆様と共に学びながら講座を進めていきたいと考えております。
【せのお】
投稿日:2024年10月30日
「令和5年度 法人後見支援員スキルアップ研修会」開催しました!
皆さん、お久しぶりです。
成年後見支援センターの清水です。
今回は、3月26日に開催しました「令和5年度 法人後見支援員スキルアップ研修会」の様子について紹介します。
この研修会は、成年後見支援センターに登録されている法人後見支援員の方々を対象に、意欲や支援能力の向上を継続的に図ることを目的に例年開催している研修会になります。
今回の研修会は、日本医療大学 総合福祉学部 ソーシャルワーク学科 准教授 丸山正三先生をお招きし、「よくわかる訪問記録の書き方 ~よりよい支援につなげるために~」と題して、ご指導いただきました。
丸山先生に講師をお願いしたのは、実は今回が初めてではなく、平成29年度の研修会の時に同じテーマで講師をお願いしていました。
当日の丸山先生の研修内容が大変勉強になる内容で、その時から6年が経ち、法人後見支援員の方々も当時から3倍近く増えたこともありまして、改めて丸山先生にご指導いただきたいと思い、再オファーをさせていただきました。
研修は、講義に加え、あるマンガを研修の題材に記録作成の演習を行い、その演習に対して添削例を示して丸山先生が解説するといった内容で、非常に実用的な研修内容でした。
この日、法人後見支援員登録者46名のうち31名の方に参加いただきましたが、皆さん熱心にペンを走らせていました。
研修会に参加された法人後見支援員の方々にアンケートをお願いしたところ、「支援記録の目的を明確にする事を改めて気付かされ、今後もフィードバックを意識して対応したい。」、「これからの活動時にSOAPの要素を意識して記録を作成し支援活動の質を高めていきたい。」、「記録に苦手意識があったが、今日の講義を受けて気持ちが楽になった。事実を具体的に書いていこうと思います。」といった高評価の声をたくさんいただき、参加された皆さんにとって充実した研修会になったのではないかと感じています。
成年後見支援センターとしては、法人後見支援員の皆さんが支援を必要とする方々に対して、身近に寄り添い適切な支援を行うことができるよう、引き続きこのような研修機会を設け、スキルアップを図っていただきたいと考えております。
最後に、今回講師をお引き受けいただいた丸山先生、参加いただいた法人後見支援員の皆さんへの感謝の気持ちをお伝えし、今回の研修会の開催報告をさせていただきます。
これからもよろしくお願いします。
投稿日:2024年03月27日
令和5年度岩見沢市市民後見人養成講座(フォローアップ編)終了
岩見沢市市民後見人養成講座の基礎編を修了された方で、市民後見人としての活動を希望される方向けに、講座のフォローアップ編を開催しました。
成年後見制度に係る専門職・関係機関の講師の方からの講義のほか、成年後見制度の実務で使用する書類の作成演習や、グループワークでの事例検討などを行いました。
【書類作成の様子】
【事例検討】
【市民後見人の実践報告・受講者の方との意見交換】
今年度は9名の方が受講され、9名全員が修了という結果になりました。
修了者の方には今後の登録と活動に向けた説明とご案内をさせていただき、既にご登録の申請をいただいております。
本当にありがとうございます。
今後も市民目線と人生経験を活かしながら、権利擁護の活動をしてみたい!という方が担い手として活躍できる地域を目指し、各種の取り組みを進めてまいります。
投稿日:2024年01月17日
令和5年度市民後見人養成講座(基礎編)を開催しました
岩見沢市社協は、認知症、知的・精神障がい等によって、判断能力が十分でない方が成年後見制度を円滑に利用することができるよう支援することを目的に、成年後見制度や地域福祉に関する幅広い分野の知識や技術等を身につけた、一般市民から権利擁護の担い手としての「市民後見人」の養成講座を岩見沢市から受託し、取り組んでいます。
講座は毎年「基礎編」と「フォローアップ編」の2部構成で開催し、令和5年9月26~同年10月17日の毎週火曜日4日間にわたる基礎編が終了しました。
今年度は10名の方に受講いただき、10名とも修了という結果となりました。
市民後見人として活動いただくうえでの基礎的な内容の理解をいただくための内容ということで、座学中心で聞きなれない単語も多い中、最後まで同じメンバーで受講いただきましたこと、本当にありがとうございました。
最終日には受講者の方で輪になっていただき、講座の感想や受講したきっかけ、想いなどを共有しました。
修了された皆様からは、「普段聞くことのできないような講義を受けることができた」、「若い世代にも知ってほしい内容、もっと色んな人にこの取り組みが広まってほしい」といった感想・意見をいただきました。
皆様の熱意を感じ、それを励みにこれからも成年後見制度をもっと岩見沢市民の方々が身近に感じられるよう、各種の取り組みを進めてまいります。
投稿日:2024年01月05日
「令和5年度 成年後見制度講演会」を開催しました。
みなさんこんにちは。
さて、本日は8月6日(日)に開催した「成年後見制度講演会」についてご報告いたします。
講演会も早いもので9回目を迎え、今回は「ここが知りたい成年後見制度~事例を通して学ぶ制度利用のポイント~」と題しまして、岩見沢ななほし法律事務所 弁護士 田村 秀樹氏を講師に招き開催いたしました。
当日は35名の方にご参加いただきました。
講演会中、ほとんどの参加者が熱心にメモを取っている姿が印象的でした。
<会場の様子>
講師である弁護士 田村 秀樹氏は、成年後見制度の申立書類作成など、日頃のセンター業務でも大変お世話になっている方です。当日は、成年後見人等の事例を交え、わかりやすく制度の説明をしていただきました。
<弁護士 田村 秀樹氏>
アンケートから、「事例を交えての説明は明確でわかりやすかった」、「わかりやすい内容であっという間の2時間でした」などの意見が多数あり、好評を得られた講演会でした。
相談業務を行う中で「身寄りが居ても頼りにすることがきない方」や「身寄りがいない方」の相談が年々増えていると感じています。相談内容も制度の利用に関することだけではなく、不動産管理や相続問題、多額の負債を抱えている方など福祉職では解決できない複雑な問題が多くあり、弁護士などの専門職との連携が重要になると思いました。
最後に、講師を快く引き受けくれた弁護士 田村 秀樹氏をはじめ、講演会に参加をしてくれた皆様のご協力があって、講演会を成功裡に終了することができました。本当にありがとうございました。
来年度も皆様から好評が得られる講演会を企画していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
生活支援係(せのお)
投稿日:2023年08月15日