災害ボランティアセンター体験研修会を開催しました!
令和6年12月7日に令和元年以来となる災害ボランティアセンター体験研修会を開催しました。
市内の災害ボランティア・防災士登録者を対象とし、21名の方に参加していただきました。
今回の研修会では豪雨の影響による幌向・上幌向地区の民家の浸水被害等を想定し、参加いただいた21名の皆さんには、現場に駆け付けた災害ボランティアとして受付から活動終了までの流れを体験しました。
従来行っている紙での受付とQRコードを読み取る2種類の受付の体験、災害の依頼に対する手上げ方式のマッチング、資機材の貸出・返却と活動の報告までを行い、災害ボランティアとして活動する際の流れを実際に体験しました。
【受付の様子】
【マッチング:希望する活動に手を挙げて参加表明】
また、社協職員も災害ボランティアセンター運営側として、受付から、依頼者とボランティアとのマッチング、活動の終了までを体験することができ、大変有意義な研修会となりました。
【活動する内容について職員から説明】
体験の他、災害ボランティアセンターの必要性やマッチング班、受付班、ニーズ班等の役割について説明を行い、参加者と社協職員で災害ボランティアセンターについての理解を深めました。
参加した方からも、「普段の生活の中では考えることの無い内容なので、自身がボランティアスタッフとして被災地に入る場合と逆にこちらが被災者になってしまった場合も考えさせられた」「実際にシュミレーションしてみることができて良かった」「ボランティアセンターの流れが理解することができました。初めての研修を受講して良かった」といった感想の声をいただきました。
今回の開催を通じて、収穫もあれば、課題も見つかることとなりました。今後もこうした研修会を積み重ね、災害時の「ヒト」「モノ」「キモチ」の備えをしていく必要があると改めて考える契機になりました。
当日は悪天候な中、ご参加いただいた皆様ありがとうございます。
地域福祉課 ひろしま
投稿日:2024年12月16日
令和5年度 児童・生徒のボランティア体験研修会を開催しました!
皆さん、こんにちは!
今回は、8月9日に開催した「児童・生徒のボランティア体験研修会」の様子をお届けします!
この研修会は、市内の中学生・高校生を対象としており、コロナ禍の影響により、なんと4年振りの開催!29名の中学生・高校生に参加していただきました。
今回の研修会のテーマは
「防災体験~ダンボールベッド・簡易トイレの設置体験、風呂敷シューズの製作体験~」です。
研修の企画・運営は、ボランティアセンターの児童・生徒部会の皆さん(以下、部会員)です。部会員さんは地域でボランティア活動をしている皆さんで、この日は参加してくれた皆さんとの交流の場にもなりました。
〈児童・生徒部会 吉井会長 挨拶〉
はじめに、岩見沢市防災対策室 猪爪 様、中上 様にお越しいただき、「災害時の対応と避難先」と題し、講師として岩見沢市の災害への備え等について講話をしていただきました。
〈講話 災害時の対応と避難先〉
そして、講話の内容を踏まえ、防災についての〇×クイズ!
他校の生徒とも話合いながら、〇か×か考えます。
全3問、とても盛り上がりました!
〈防災〇×クイズの様子〉
その後再び、市防災対策室 猪爪様、中上様の指導の下、ダンボールベッドと簡易トイレの設置体験を行いました。
みんなで協力しながら、ダンボールベッドを組み立てていきます。
完成!
この日はとても暑かったので、ベッドに座って休憩する人もちらほら。今回使用したダンボールベッドは、なんと、700キロまで耐えることができるものでした。数人が座っても、安心ですね
簡易トイレは1分ほどで組み立て完了!
とっても簡単です。
あまりの早さに完成品の写真を取り損ねてしまいました、、、、、
楽しい雰囲気の中、最後は風呂敷シューズの製作!
1枚の新聞紙からスリッパを作り、風呂敷で包みます。
「折り紙みたいで楽しい!」という声も聴こえてきました。
戸惑う部分もありましたが、わからないところは部会員さんが教えてくれて、無事に完成!
〈風呂敷シューズ製作の様子〉
研修会の感想では、
「災害時、ダンボールベッドを組み立てることがあったら率先して作っていきたい」
「学んだことを活かして、家に帰ったら防災グッズの確認やハザードマップ等を調べたい」といただき、日頃から備えられる防災について考えるきっかけにもなりました。
参加・協力していただいた皆様、ありがとうございました。
【廣嶋】
投稿日:2023年08月17日
令和3年度岩見沢市市民後見人養成講座が始まりました
令和3年度の岩見沢市市民後見人養成講座(基礎編)がスタートしました。
この講座は、成年後見制度について理解を深め、同じ地域の身近な存在として社会経験や知識を活かし支援を行う「市民後見人」の養成を目的に、岩見沢市から委託を受けて実施する事業です。
→成年後見制度とは?成年後見支援センターとは?
新型コロナウイルス感染症の対策として、人同士の間隔を空けつつ、講義の合間に換気・消毒を行いながらの実施となりました。
内容も、例年のグループワークや、施設見学などはできず、なかなか受講者の方同士で交流する機会を作れない中・・・。
講座の合間に、受講生の方からいただく「なかなか都合が合わなかったが、ずっと受けたいと思っていた。思い切って受講して良かった」、「これだけの専門家からの講義を、無料で受けられて凄く勉強になった」との声が、とても励みになります。
例年の福祉施設の「訪問体験実習」も、職員の方を講師としてお招きしての講義で、ご対応いただいております。施設内の写真などを沢山見せていただきながら、市民後見人として活動する際のイメージを膨らませます。
今年は7名の方に受講いただき、講座も全4日間の2日目が終了しました。このあと開催予定のフォローアップ編を引き続き受講いただいた方が、市民後見人としての登録手続きを行うことができます。
新型コロナウイルスで、成年後見支援センターとしての活動も制限される中、関心や思いをもって参加してくれた受講生の皆さんが、活動に繋がるように、引き続き全力でサポートいたします。
投稿日:2021年10月04日
平成30年度災害ボランティア研修会を開催しました!
平成31年3月14日、冬季災害を想定した、日頃からの備えや心構え、避難所運営支援に必要な知識等を身に付け、防災意識の向上及び災害時におけるボランティアの確保と資質向上を図ることを目的に、災害ボランティア研修会を開催し、70人が参加しました。
講師は、冬季災害支援のスペシャリストである
日本赤十字北海道看護大学
看護薬理学領域災害対策教育センター
教授 根本 昌宏 様
にお越しいただきました!
根本先生には岩見沢版の冬期災害に係る講話と、北海道版の避難所運営ゲーム(通称Doはぐ)を実施していただきました。
Doはぐは、真冬に直下型地震が発生しライフラインが止まっているという想定に沿って、250枚のカードで示されたさまざまな条件を、グループで話し合って解決していく「防災教育カードゲーム」です。
Doはぐの様子
また、会場後方には、災害時に実際に避難所で使用される資機材として、段ボールベッド等を展示し、休憩時間にたくさんの人がベッドに実際に座るなど体験をしていました。
「段ボール製なのに凄くしっかりしてる!床と離れているから冷たくない!」
参加者からは、「地域で災害があった時のことを考える良い機会になった」、「今後もこのような学びの機会が必要だ」といった声が寄せられました。
今後も、災害時に備えた資機材の整備や、災害ボランティア現地対策本部の設置訓練など、関係機関や地域住民の皆さまと連携しながら、岩見沢市の防災について推進していきます!
投稿日:2019年03月27日