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第一小学校車いす体験学習と講師募集!

 昨日は、第一小学校5年生の「総合的な学習の時間」で、身体障がい者理解のための車いす体験学習を行いました。

 現在、私は福祉体験学習の主担当ではないので、学校に出向くことはここしばらくなかったのですが、市内にある障がい者福祉施設のクピド・フェアさんに身体的な障がいを持ち車いすを利用している方で福祉学習の講師としてご協力いただける方が新たに見つかり、この日の主担当としてお話しいただくということでしたので、その方へのご挨拶とどのようなお話しをしていただけるのかを見学させていただくため、学校にお邪魔させていただきました。

 この日の内容は、車いすの操作方法についての説明、体育館にコースを設定し車いすを体験、車いすバスケの体験、そして障がいを持つ方の講話でした。

 3・4校時の約90分の時間の中で実施しました。

 はじめに、校長先生からご挨拶がありました。

 校長先生は、父親の介助のために車いすを使用していたが、操作に苦労されたということをお話しし、人を手助けするには気持ちや思いだけではなく、しっかりとした技術を身につけることが大切であるので、今日の学習を通して、障がいのある方を理解し、また、車いすの操作方法を身につけてほしいとおっしゃっていました。

 そして下の写真が体験学習の様子です。

車いすの操作方法の説明。

先生方のデモンストレーション。

ボランティアさんが生徒にアドバイス。

ボランティアさんが生徒にアドバイス。2

車いすバスケに挑戦。

障がいのある方のお話(右 今井さん、左 竹内さん)

 

 

 今回主担当としてお話しをいただいた今井さんは、20歳のときに進行性の筋萎縮の病気を発症したそうです。今でもその病気は進行しており、手足にほとんど力が入らず電動車いすでの生活をされているのですが、自分の身体が動く残された時間のなかで生徒の皆さんにお話しができることを嬉しく思っているとおしゃっていました。

講師のお話しに耳を傾ける生徒の皆さん。

 今井さんは、1年半前に宮城県仙台市から岩見沢市に転居された方で、仙台在住時に東日本大震災を経験されたそうです。生徒達には、震災の様子(震災で親戚を40名近く亡くしたこと、津波で人が流されている光景、震災当時のまちの様子、障がい者に対する市民の目線や対応など)についてもお話しをされていました。

 言葉を選びながら話す今井さんの語りにこちらも考えさせらることがたくさんありました。

 きっと生徒の皆さんも今井さんのお話し、そしてお隣にいる竹内さんのお話しに障がいを持つ方のことについて感じたこと、考えたことがたくさんあったことと思います。

 社会福祉協議会では、このように障がいを持つ方に「講師」として子どもたちや地域の方々に対しててお話ししてくださる方を必要としています。

 もしこのブログを見られた方で、自分の想いを話してみたいという方がいらっしゃったら、ぜひ社協までご連絡いただければと思います。

 下に、身体に障がいを持ち、車いすで生活されている方向けの講師募集のリーフレットを作成してみましたので、是非ご覧いただければと思います。

 ◆車いすユーザー向け講師募集リーフレット

【 しみず 】

投稿日:2013年11月20日

「レクリエーションボランティア講座」を開催しました!

 10月18日、10月25日、11月1日の全3日間の日程で開催しました「レクリエーションボランティア講座」が終了しました。

 この講座は、健康づくりや仲間づくり、生きがいづくりなど、様々な効果が期待される「レクリエーション」の基本的な考え方や技術・実践について学び、施設や地域で活動するレクリエーションボランティアを養成することを目的に開催した講座です。

 講師には、道都大学で講師をされている白井潔先生をお迎えし、お申込いただいた9名の方と一緒に和気あいあいと楽しみながら一緒に学びました。

白井 潔 先生

レクリエーションについて説明する白井先生

 講座では、レクリエーションの歴史やスポーツとのかかわり、また、プログラム提供の基本(導入⇒展開⇒整理)、リーダーになるためのサンカク(頭をカク、汗をカク、恥をカク)などといった理論的な部分と実践について指導していただきました。

 実践については、レクリエーションの「3種の神器」と言われている「ゲーム」、「ダンス」、「ソング」について学びました。

ゲーム「お皿とだんご」

音楽に合わせてレクダンス

 また、講座の最終日には実際に施設に出向いてレクリエーション実践をされているボランティアサークル「ひとみの会」の皆さんに活動紹介をしていただきました。

活動内容や活動に対する想いをお話しする佐藤会長

秋田民謡「ドンパン節」

紙芝居「ねずみきょう」

ボールを穴に落とさないゲーム

的当てゲーム

 レクのほとんどが手作り(旦那さんに作ってもらったりもしているそうです)で、会員の皆さんそれぞれが町内の行事や関心あって参加した講習会などからネタを仕入れているそうです。

 レクの内容ももちろんですが、ひとみの会の皆さんの盛り上げ方が素晴らしく、活動紹介の間ずっと笑いが絶えませんでした。

「人の心を動かす6つの条件」についてお話しする白井先生

 最後に、白井先生から講座のまとめとして「人の心を動かす6つの条件」についてお話いただきました。

 (1)関心あるまなざし、(2)笑顔、(3)名前を呼ぶ、(4)相手の関心を見抜く、(5)傾聴する、(6)ほめてやる  この6つを心がけることが重要だそうです。

 白井先生は、受講された皆さんに、これらの理論や意味、心構えを踏まえて実践していただきたいということをお伝えし、講座を終了しました。

 今回の講座では、「ひとみの会」のようにレクリエーションボランティアのサークルを作ることも視野に入れていましたが、受講された方々は地域ふれあいサロンの世話人や町内会の役員、保健推進員などをされている方がほとんどでしたので、サークル化するまでには至りませんでしたが、この講座で学んだことを今取り組まれている活動に活かして地域を盛り上げてくれると期待しています。

【 しみず 】

投稿日:2013年11月06日

「傾聴ボランティア講座」終了しました~!

 9月24日から10月23日までの全4日間の日程で開催しました「傾聴ボランティア講座」。

 この講座は、傾聴についての知識や技術、心構えを学び、地域や施設において活動する傾聴ボランティアを養成することを目的とした講座で、昨年に引き続き実施しました。

 今回も、札幌市にある小規模多機能型居宅介護センター支心川本俊憲所長を講師にお招きし、ご指導いただきました。

支心 川本 俊憲 先生

グループワークの様子

 今年は、昨年の傾聴ボランティア講座をきっかけに受講者の皆さんで立ち上げた傾聴ボランティアサークル「ニコニコ」の皆さんが協力団体として講座の運営に携わっていただきました。

 講座の3日目には「ニコニコ」の活動紹介と会員の皆さんから傾聴ボランティアに関心をもったきっかけや今現在活動を始めてみて感じていること、悩みなどを川本先生とディスカッションをし、「ニコニコ」の皆さんの生の声とそれに対して助言してくださる川本先生の掛け合いを受講者の皆さんに聞いていただきました。

傾聴ボランティアサークル「ニコニコ」 内田会長

 

お話しする前でちょっと緊張気味のニコニコの皆さん

活動紹介の様子

 今回17名の方に受講いただきましたが、講座終了後すぐに「ニコニコ」の入会申込書を出した方もおり、また、11月の定例会に見学に来られる方も数名いると伺っています。

 「ニコニコ」の定例会には、これまで私や内海ボランティアセンター長もアドバイザーとして同席させていただいており、今回の講座を通して会員が増えれば、「ニコニコ」の活動も大きく前進すると思うので、将来的に地域で傾聴活動を行うことを目標に、ともに学んでいければと思います。

 昨日、「ニコニコ」の内田会長とお話しすることがあり、10月27日に札幌市で行われた「傾聴フォーラム」に会員の方々と一緒に参加したようで、そのときに札幌の「傾聴ボランティア アクティブ17(いーな)」佐々木会長にお会いしたとおっしゃっていました。

 佐々木会長には、昨年の傾聴ボランティア講座の時に川本先生とともに岩見沢に来て下さり、講座の運営にご協力をいただいたご縁があり、1年ぶりの再会に話も盛り上がり、その際にお互いの連絡先を交換したそうです。

 それから佐々木会長とは岩見沢で交流の機会を設けたいとお互い連絡を取り合っているとのことでした。

 「ニコニコ」の方々にとっては、先輩として実際に傾聴ボランティアとして活動している方々の生の声が一番聴きたいところかと思います。

 その交流会が実現すれば、「ニコニコ」の活動がまた大きく前進すると思いますので、私も積極的に協力をしていきたいと思っています。

 さて、今日はレクリエーションボランティア講座の最終日です。

 こちらのほうも大変盛り上がってきているので、今後のことも考えながら、受講者の皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

【 しみず 】

投稿日:2013年11月01日

ボラセン情報紙「おもいあい」作成会議。

 先日、ボランティアセンター情報紙「おもいあい」の11月号の発行のため、ボランティアセンター広報部会の皆さんが会議を開きました。

 内容は、8月に行った「学童・生徒のボランティア体験研修会」(研修会の様子はコチラをクリック)や先日始まりました「傾聴ボランティア講座」について、また、ボランティアセンターに登録されているボランティア団体の活動の様子の紹介やボランティアに関する記事を掲載することになりました。

 それぞれ担当を割り振りして、これから発行に向けて作業を進めます。

 出来上がりが楽しみです。

【 しみず 】

投稿日:2013年09月27日

「第2回 復興支援 東北の物産販売高校生プロジェクト」

 昨年、東日本大震災の復興支援を目的に取り組みを進めました「東北の物産販売高校生プロジェクト」。

 岩見沢農業高校岩見沢緑陵高校岩見沢東高校のボランティア部・同好会の生徒が中心となり東北の物産販売を行い、売上349,815円を「東日本大震災子ども支援 ユネスコ協会就学支援奨学金」に寄付しました。(詳細は、コチラ①コチラ②を参照)

 今年も昨年に引き続き、第2回のプロジェクトを進めてきました。今年は、岩見沢高等養護学校生徒会執行部の生徒の皆さんが新たに加わり、総勢100名を超える高校生がこのプロジェクトに参画しました。

第1回全体会議

 5月中旬からスタートし、市内関係機関・団体からいただいたプロジェクトの活動支援金(1口500円)約56万円を活動資金に、東北から12商品(商品についてはコチラを参照)を仕入れ、また、販売をアピールするディスプレイ等を作成し、各学校祭、市内イベント計7会場でミニ販売会を実施。

 ミニ販売会による売上は248,350円となりました。また、販売の際には東北の現状を伝えるため「東北の今」のパネル展示もあわせて行いました。

商品仕入れ交渉

プロジェクトのパンフレット作成

ディスプレイ作成

東北の展示パネル作成

商品説明カタログ作成

ボランティア愛ランド北海道2013inゆうばりミニ販売会

高齢者福祉センターふれあい祭りミニ販売会

 

 このプロジェクトのメイン販売イベントである8月25日開催の「第30回ボランティアフェスティバル岩見沢」では、途中ゲリラ豪雨にも遭いましたが、166,200円の売上を上げることができました。

販売コーナー

販売コーナー②

展示・メッセージ記入コーナー

展示・メッセージ記入コーナー②

 

 これまでの高校生たちの取り組みを見ていると、鵜飼摩利亜実行委員長(岩農3年)を中心に、昨年の経験を活かしながら、学校や学年を超えて、準備から販売まで率先して行動していました。

 作業中は、特に指示をしなくても自分たちで考え、実践しており、高校生たちのパワーとアイディアにこちらが逆に学ばせてもらうこともたくさんありました。

 岩見沢の高校生たちの取り組みについて、まだまだお伝えしたいことはありますが、今日はこれくらいで。

 高校生プロジェクトはまだ続きますが、高校生たちの成長を感じながらしっかりとサポートしていきたいと思います。

【 しみず 】

投稿日:2013年09月02日

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