「第2回 復興支援 東北の物産販売高校生プロジェクト」
昨年、東日本大震災の復興支援を目的に取り組みを進めました「東北の物産販売高校生プロジェクト」。
岩見沢農業高校、岩見沢緑陵高校、岩見沢東高校のボランティア部・同好会の生徒が中心となり東北の物産販売を行い、売上349,815円を「東日本大震災子ども支援 ユネスコ協会就学支援奨学金」に寄付しました。(詳細は、コチラ①、コチラ②を参照)
今年も昨年に引き続き、第2回のプロジェクトを進めてきました。今年は、岩見沢高等養護学校生徒会執行部の生徒の皆さんが新たに加わり、総勢100名を超える高校生がこのプロジェクトに参画しました。

- 第1回全体会議
5月中旬からスタートし、市内関係機関・団体からいただいたプロジェクトの活動支援金(1口500円)約56万円を活動資金に、東北から12商品(商品についてはコチラを参照)を仕入れ、また、販売をアピールするディスプレイ等を作成し、各学校祭、市内イベント計7会場でミニ販売会を実施。
ミニ販売会による売上は248,350円となりました。また、販売の際には東北の現状を伝えるため「東北の今」のパネル展示もあわせて行いました。

- 商品仕入れ交渉

- プロジェクトのパンフレット作成

- ディスプレイ作成

- 東北の展示パネル作成

- 商品説明カタログ作成

- ボランティア愛ランド北海道2013inゆうばりミニ販売会

- 高齢者福祉センターふれあい祭りミニ販売会
このプロジェクトのメイン販売イベントである8月25日開催の「第30回ボランティアフェスティバル岩見沢」では、途中ゲリラ豪雨にも遭いましたが、166,200円の売上を上げることができました。

- 販売コーナー

- 販売コーナー②

- 展示・メッセージ記入コーナー

- 展示・メッセージ記入コーナー②
これまでの高校生たちの取り組みを見ていると、鵜飼摩利亜実行委員長(岩農3年)を中心に、昨年の経験を活かしながら、学校や学年を超えて、準備から販売まで率先して行動していました。
作業中は、特に指示をしなくても自分たちで考え、実践しており、高校生たちのパワーとアイディアにこちらが逆に学ばせてもらうこともたくさんありました。
岩見沢の高校生たちの取り組みについて、まだまだお伝えしたいことはありますが、今日はこれくらいで。
高校生プロジェクトはまだ続きますが、高校生たちの成長を感じながらしっかりとサポートしていきたいと思います。
【 しみず 】
投稿日:2013年09月02日
「ボランティア活動者交流会」を開催しました!!
今日は、6月25日に開催しました「ボランティア活動者交流会」の様子をお伝えします。
この交流会は、ボランティアセンター登録団体・個人の活動者が一同に会して、情報交換、交流を通し、いろいろな分野のボランティア活動の状況を把握し、今後の活動につなげボランティアの輪を広げていくことを目的に開催するものです。
総勢89名の方にお集まりいただき、また、昨年に引き続き岩見沢農業高校ボランティア部の生徒の皆さんにも来ていただきました。
この日のプログラムは、はじめにボランティア団体の活動紹介ということで、「補修ボランティア」と「すみれの会」と「チャイルド・トイ・クラブ」に発表いただきました。

「補修ボランティア」「すみれの会」の会長の片山さん

チャイルド・トイ・クラブの皆さん
その後、ゲームの時間ということで、「リズム体操」と「食品さがしゲーム」を行いました。
特に盛り上がったのは「食品さがしゲーム」。16マスの中に書かれた文字から食品を探していき、その数をグループで競います。


身を乗り出して必死に探す参加者の皆さん。競争なので熱が入ります。
5分間の制限時間の中で、1番多く見つけ出したグループの数は29個。そのほかのグループも20個以上見つけ出しました。
その後は、ティータイムの時間ということで、お茶菓子を食べながらそれぞれの活動の情報交換を行いました。高校生もお姉さま方、お兄さま方と積極的にお話ししていました。


また、ティータイムの時間を少しいただき、「第2回 復興支援 東北の物産販売高校生プロジェクト」の活動支援金のお願いを参加者の皆さんにさせていただきました。

岩見沢農業高校の生徒の呼びかけにたくさんの方にご協力いただきました。

この日の交流会は、ボランティアセンターの一般部会の皆さんの手によって企画運営されたものです。準備期間が限られた中でしたが、実のある交流会を行うことができました。
一般部会の皆さんお疲れさまでした。
【 しみず 】
投稿日:2013年06月26日
「ガイドボランティア講座」終了しました~♪
5月17日から5月31日までの全3回にわたり開催しました「ガイドボランティア講座」が無事終了しました。
ガイドボランティア講座は、視覚障がい者支援講習会の一環で、岩見沢視力障害者福祉協会とガイドボランティア「ほたる」の皆さんの協力のもと実施しました。
1日目は、はじめに「岩見沢市の視覚障がいの現状について」をテーマに岩見沢視力障害者福祉協会の佐々木栄一会長にお話しいただきました。

その後、北海道盲導犬協会の加藤千智様と盲導犬のウィッシュ君(3才オス)に「ガイドの基本について」をテーマに講義・演習をいただきました。

ガイドの基本について理解を深めることができ、また、盲導犬とふれあうことができました。
2日目は、「2009年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)」に輝いた岩見沢駅舎とその周辺を活用し、実際にガイドしてみました。



階段や段差、エレベーター、信号など様々なところを回りました。途中、近くの焼き鳥屋(〇船)からいいにおいがしてきて、皆さんガイドしながら「いいにおいがしますね~」などとコミュニケーションを取っていました。
最終日は、視力障がい者福祉センターを会場に行い、「サウンドテーブルテニス(盲人卓球)」を体験しました。

講座の最後には、全体の振り返りとして、お茶菓子を食べながら皆さんと交流しました。

講座受講のきっかけや受講前と受講後の心境の変化などをそれぞれからお話しいただきました。
今回は新たな受講者が3名という少ない人数での講座でしたが、受講された3名からはそれぞれ今後も自分にできることをしていきたいというお話しがあり、ガイドボランティア「ほたる」への入会も前向きに考えているということをおっしゃっていました。
少人数だったからこそ終始アットホームな雰囲気で講座を進めることができ、また、講座を通して岩見沢視力障害者福祉協会やガイドボランティア「ほたる」の皆さんの魅力を感じたから、このように受講された方々が今の想いを発してくれたんだろうと思います。
6月6日にガイドボランティア「ほたる」の例会があるということでしたが、今回受講された方々がその場に来てくれることを願っています。
さて、6月20日からは、「やさしい精神保健ボランティア講座」が開催されます。
この講座でも受講された方々の心を動かすことができるよう、精神保健ボランティアサークル友(YOU)の皆さんをはじめご協力いただく講師の方々と準備を進めたいと思います。
【 しみず 】
投稿日:2013年05月31日
平成25年度第1回ボランティアセンター運営委員会を開催しました!!
先日、5月28日に平成25年度第1回ボランティアセンター運営委員会を開催しました。
ボランティアセンター運営委員会は、ボランティア団体や社会福祉団体、民生委員、町内会長、関係行政機関等を代表する方々で構成され、ボランティア活動の推進に関すること、ボランティアセンターの機能に関すること等について審議決議するため組織されたものです。
今年度運営委員の任期交代により新しく運営委員になられた皆さんに今回はじめてお集まりいただきました。
この日は運営委員会の開会に先立ち、はじめに本会事務局長より運営委員の皆さんに委嘱状の交付をさせていただきました。

その後運営委員会では、今回運営委員を委嘱させていただいた皆さんにそれぞれ自己紹介いただき、そのあとに今度運営委員としてボランティアセンターにかかわっていただくにあたり、少しでもボランティアセンターのこと、岩見沢市のボランティア活動のことを知っていただきたいということで、「岩見沢市ボランティアセンターの役割と岩見沢市ボランティア活動の現状について」と題して事務局より説明をさせていただきました。

その後、運営委員長と副委員長の選出、また、運営部会の所属について協議し原案通りご承認をいただきました。
運営委員会が終了した後には、引き続き運営部会を開催し、広報部会、一般部会、児童・生徒部会に分かれ、それぞれ担当する事業について協議しました。
役員の方々がこのように事業の企画・運営にかかわることというのはほかの地域でもなかなかないのではないかなと思います。
広報部会では、『ボランティアセンター情報紙「おもいあい」』の作成について
一般部会では、毎年実施しているボランティアセンター登録者が一堂に会して交流する「ボランティア活動者交流会」の企画について
児童・生徒部会では、毎年実施している夏休み期間に行っている児童・生徒を対象とした「学童・生徒のボランティア体験研修会」の企画について、話し合いがされました。


どの部会でも活発な意見が出され、皆さんの熱意が伝わってきました。
今後それぞれの部会において準備を進めていくことになりますが、皆さんと協力しながらよりよい事業を企画していければと思います。
【 しみず 】
投稿日:2013年05月30日
傾聴ボランティアサークル「ニコニコ」の皆さんと札幌の支心に訪問してきました。
昨年の10月から11月にかけて行った「傾聴ボランティア講座」。
講師には、札幌の小規模多機能型居宅介護センター支心の川本俊憲先生をお招きして実施しました。
その後、講座受講者の中で傾聴ボランティアサークルを作ろうということで、半年近く話し合いを重ね『傾聴ボランティアサークル「ニコニコ」』が誕生しました。
現在6名の会員で、これから傾聴ボランティア活動に取り組んでいくために話し合いを重ねているところです。
そして先日、予ねてから希望していた研修事業ということで、傾聴ボランティア講座の講師としてお世話になった川本俊憲先生のいらっしゃる小規模多機能型居宅介護センター支心を訪問してきました。
支心訪問では、川本先生から施設の概要や利用されている方々の説明、傾聴ボランティア活動に取り組むにあたってどのような学習をしていけばいいのか等の質疑応答のほか、利用者の方々とのふれあいの時間も設けていただきました。約2時間半くらいの訪問でしたが、内容が濃く、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。
支心訪問が終わった後、近くのホテルでコーヒーを飲みながら支心訪問の振り返りをしましたが、皆さんからは、「これまで傾聴ということを堅苦しく考えていたけど、支心に訪問し川本先生の話を聴いてそうではないことに気づき、頭がスッキリした。」、「傾聴という言葉に囚われていたけど、そうではないということがわかった。」という意見が多く、そのほかにも様々な意見がありましたが、皆さんの表情を見ると今回の支心訪問が有意義な時間だったということが一目でわかりました。
私自身も今回同行させていただいて川本先生の話を聞いている中で、「『傾聴』は堅苦しく考えるものではなく、相手と楽しい時間を過ごす中で、相手が自分の想いを発したときにそばで聴いてあげればいい」という言葉が頭の中にスーッと入ってきて、これまでのモヤモヤしていた視界が一気に晴れたような気がしました。
また、「ニコニコ」の皆さんもこれまで話し合いを重ねる時間が多く、相手とふれあうということができないでいたので、支心の利用者の方々とお話しできて、いい経験をさせてもらったのではないかと思います。
今後は、岩見沢で傾聴ボランティア活動の趣旨に賛同してくださる施設での実践を通して力をつけていくことができればなと思います。
【 しみず 】
投稿日:2013年05月23日