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明成中学校手話体験に行ってきました!

 今日は、8月31日に行われた明成中学校での手話体験の様子をお伝えします。

 この日手話体験をしたのは1年生2クラス63名の皆さん。
 講師は、岩見沢ろうあ協会の板井田慶子さんと山名千鶴子さん。手話通訳は、手話サークル「エプロン」の越前さん、吉田さん、林さんが担当し、クラスごとにそれぞれの教室で手話体験を行いました。

 

 こちらは、1年A組の様子。講師は板井田さん。このときは、ろうあ者が普段どのように生活しているのか、また、どのようにコミュニケーションをとっているのかについてお話しておりました。

 ここで板井田さんが指を押さえているのは、口話によるコミュニケーションについて触れているところで、「たまご」と「たばこ」とでは口の動きがほとんど変わらないのでそこに身振り等が必要になったりと、コミュニケーションをとることの難しさを伝えている様子です。

 こちらは、1年B組の様子。講師の山名さんより日常会話の手話指導を行っています。

 「おはよう」、「こんにちは」など日常的に使うあいさつにはじまり「お疲れさま」や「先生」などの手話を覚えていきました。

 そして「先生」と「お疲れさま」の手話を組み合わせて先生へ感謝の気持ちを伝えました。そのときの先生のはにかんだ笑顔が印象的でした。

 そのあと、手話で自己紹介をしてみましょうということで、「私の名前は○○です。よろしくお願いします。」とみんなで自分の名前を覚えながら自己紹介の手話を学びました。

 最後に、みんなが知っている「さんぽ」の曲に乗せて手話コーラスを体験しました。1番から3番までのフルコーラスでしたが、皆さん若いからか覚えが早くてほとんど完璧にできていました。皆さん楽しんで手話コーラスをしていたのでとてもよかったと思います。

 最後に生徒を代表してお礼のあいさつをいただきました。

 岩見沢市社会福祉協議会では、今回の手話体験をはじめ車いす体験やガイドヘルプ体験など小中学校の総合学習への支援を通じて、これからの地域を担う子どもたちに「人と人とが支え合うことの大切さ」を伝えております。それも私たち職員ではなく、障がいのある方や地域のボランティアの方々が主体的にかかわっていくことでより身近に伝わるものであると思います。

 

 今年度、既に7件の依頼がありました。これからも学校と地域をつなぐ架け橋として総合学習や福祉教育を支援していきたいと思います。

【 しみず 】

投稿日: 2012年09月05日